歌詞が与えるもの

散文

どんな曲が好きかと言われるとなかなかその場で曲名を言えないのを数年やっている。

それでもたまに聴きたくなる曲がある。

1980年代半ばに旧ソ連で大ヒットした「百万本のバラ」だ。

こういう物語性の強い曲が私は好きだ。ただすぐに曲名が出てこない。

それを日本語に訳して歌われたのが下の動画だ。

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この曲は聴いてもらえるとわかるのだが、貧しい絵描きがある女優に百万本のバラで愛を伝えるといった内容の曲だ。

どこか懐かしい響きのある曲調が一人時間には沁みる笑。

静かな部屋で聴くと存分にその雰囲気に浸れるのが良い。

あまり感傷に浸りたくない方には勧められたものではない笑。

あくまでそういう世界観っていうのでどっぷり浸りたい方には良いのかも知れない。

恋愛面だけに歌われた曲かと思ったがそうではなかった。

旧ソ連やドイツに挟まれたラトビアで、曲調はそのままに違う歌詞がつけられていた。

近隣の国から侵略されていたラトビアの悲劇を歌ったもので「マーラが与えた人生」というのが原曲だそうだ。

それを原曲から日本語にアレンジしたのが下の動画だ。

同じ曲なのに悲しみが違う方向に向いていて歌詞だけでこんなに内容が変わるものなのかと思った。

娘に尊い命を与えたけれど、たった一つあげ忘れた。

幸せをあげ忘れた。

原曲ではないが、心に響くものがある。調べると原曲が出てくるので興味のある方はどうぞ。

どちらの曲もそれぞれ違った方向に素晴らしいと思う。

百万本のバラしか知らなかったが、原曲の存在を知れて良かった。

音楽にも色々とアレンジを加えて歌う文化が続くものだと思った。

リミックスで違うアレンジをした、みたいなのはよくあるけども。

幸せとは何か?と考えたら途方に暮れてしまいそうだが、時間に余裕があるなら曲を聴きながら感傷に浸るのも良さそうだ。

日頃の蓋をした感情も一緒に流れていくかも知れない笑。

音楽には、状況が違っても軽い足取りで気持ちを乗せて遠くに運んで行ってもらえるような心地良さがある。

音楽の「お」の字も知らなかったりするけども笑。そういうものでも良いじゃないか。

誰かに相談できることがあれば良いが、相談が難しい時には力強い味方になってくれるものの一つだと思う。

誰かが紡いだ言葉に力が宿り自分を励ますこともある。

また反対に、言葉は刃物にもなるので注意したいところだ。

それでも誰も傷つけないのは難しいので、傷つけて・傷ついて私も人も生活していくと割り切ろうと思う。

誰かを傷つけてしまったと思ったら謝ればいいし、言葉が届かないようであれば、その気持ちを周囲に向けて丁寧に接することで消化しても良いかと思う。

それが循環になると私は思う。

あまり自分を責めすぎずに、この世の中のそれぞれに感謝してありがたがってみる。

何かしてもらったら「ごめんなさい」って言われるより「ありがとう」って言われる方がきっと気持ちが良い。

それでも先に謝ってしまう皆さんには、そういう姿勢があるからこそ物事が円滑に進むと感謝します。

たまには椅子にどかっと座ってゆるい体勢でアイスでも頬張ってくださいなと思う。

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